学習カードは、1学期に使用したもの。
単元の目標が入っていないものがある。
これを入れないと、その単元で目標を達成したのかどうか、わからない。
教科書についている教師用指導書には、単元の学習計画が載っている。
単元として、つかむ、調べる、まとめるという流れになっている。
この学習カードは、各時間の目標を載せているが、2学期からは、単元の目標を載せるだけで、各時間の目標は自分たちで考える形にしたいと思っている。
2学期に使用するものはこれから作成。
社会科2学期用の学習カードを作りました。
予定通り、各時間のめあては入っていません。
単元の目標から自分の学習を作っていくという学習にしていこうと思っています。
最初の単元は、どのような学習計画を子どもたちが作っていくのか、詳細にチェックしながら進めようと思っています。
学習カードには書いてありませんが、単元の終わりまでに社会科学習帳と歴史新聞も作る予定です。
さあ、大変だ。
2学期は単元ごとの子どもたちに任せる授業になっている。
子どもたちは別に平気である。
学習内容をさっさと仕上げて、新聞も作り、テストまで作ったグループがあれば、教科書を丁寧に読み、わからない言葉を辞書で調べながら学習をしているグループがある。
「残りは、家でやろう」
と言う子どももいる。
初回は、新聞が間に合わない子どもたちが半数ほどいて、放課後までかかってしまった。
「次は、残らないようにやってね」
と言うと
「残り勉強が楽しかった」
なんて、こっちががっかりするようなことを平気で言っている。
子どもたちが考えていることは大人にはわかりません。
社会科で子どもたちの学習カードを見ていたら
「時間ごとに区切る必要はない」
という改善点を発見。
早速、1時間ごとの横線を消してみた。
子どもたちに配付するときに
「学習カードが進化しました。横線がありません。自分たちで必要に応じて引いてください。」
と説明をしました。
2時間ほどで学習内容を終わりにして、新聞づくりを始めたり、わからない言葉を丁寧に辞書で調べたりと、子どもたちの活動は多様に進んでいる。
カードは、形式に過ぎないので、子どもたちの学びが大切である。